お年玉の税金は贈与税!?税金を支払う必要はある?
2020/04/03
お年玉をもらう立場だった子供の頃は全く気にしませんでしたが、お年玉をあげる側の立場になった大人になるとふと気になるのが、お年玉をあげる行為は課税対象か否かという点です。
結論から先に申し上げますと、お年玉をあげる・貰うという行為は誰であってもお金の贈与が行われたという認識になり、贈与税の一つとして考えられます。
ただ実際に課税されるかどうかというと、普通にお年玉をあげる分には非課税となります。
これは国税庁のホームページにも記載されている、下記の部分が当てはまるためです。
「個人から受ける香典、花輪代、年末年始の贈答、祝物又は見舞いなどのための金品で、社会通念上相当と認められるもの」
つまり、数千円や数万円の一般的に渡される金額の範囲のお年玉については贈与税の対象外というわけです。
例えばお年玉として100万円渡すというのは一般的ではないので、「社会通念上相当」と認められません。